AKG K702 ゴムとイヤーパッドの交換

AKG K702 ゴムとイヤーパッドの交換 ガジェット

何年も前に奮発して買ったヘッドホン

いつだったでしょうか…

当時、ちょっと良いヘッドホンが欲しくなって、色々調べながら「Dr.DAC2 DX TE」と一緒にこの「K702」を買ったのでした。

かなり愛用していたのですが、ここ数年は部屋のすみっこでホコリをかぶっていました。

部屋のすみっこでホコリをかぶったK702

久しぶりに見ると、イヤーパッドはくたくた、頭にフィットさせるためのゴムはびろ〜んと伸びきっていました。

伸びきったゴム

ちょっと調べてみたら、このゴムとかイヤーパッドを交換されている方がブログとかで情報発信していて、せっかくなので自分も直してみることにしました。

「先人の修理レポは心強いな、サクっといけるやろ」

この時はこう思っていました。

最終的な仕上がりとして、ゴム交換は元と全く同じ状態には修理していません。この記事を参考にされる場合は、作業前に最後までお読みください。

用意したもの

事前に調べていたので、交換するパーツや、分解に必要な道具も準備して臨みました。

  • 交換 イヤーパッド(Amazonの非純正品 ¥1,600くらい)
  • 交換 ゴム(近所の手芸屋 ¥300未満)
  • 道具 こじ開けツール(みたいなもので代用)
  • 道具 プラスドライバー

イヤーパッドは非純正品ですが、K702用が売っていたので購入。

ゴムは専用の交換品が見つからなかったため、近所の手芸屋で適当なゴムを購入。

また、スキマに突っ込んでこじ開ける工程があるのですが、専用の道具が無かったので、似たような見た目のもので代用しました(本来の使い方と異なるので自己責任でお願いします)

1. イヤーパッドを外す

まずはイヤーパッドを外します。

軽く押しながら、反時計回りにひねると外れます。

軽く押しながら、反時計回りにひねる

くたくたになったイヤーパッドは、中でボロボロになっていて、スキマから落ちてくるので注意してください。

くたくたになったイヤーパッド
油断するとボロボロ出てくる中身
イヤーパッドを取った状態

2. カバー(銀色)を外す

先人の方々が爪楊枝を使って傷を付けずにカバーを外す方法を編み出していました。

それにならって、左右に2本ずつ挿して、反時計回りにぐるっと回すと外れます。

「いや〜先人の知恵ありがてぇな」(後ろに折れた爪楊枝たちの残骸)

爪楊枝を2本ずつ左右に挿して反時計回りに回す
銀色のカバーを外した状態

3. カバー(黒色)を外す

さて、ここから急に難易度が上がります(修理ブログみんな言ってる説)

専用のこじ開けツールが無いので似たようなもので代用しましたが、真似してケガをしないようにしてください

プラスドライバーで上下の2本のネジを外したら、カバーのスキマに硬くて薄い何かを突っ込んでこじ開けていきます。

コツとしては、ツメが付いている部分を意識しながら、過度に力をかけすぎず慎重に力を入れるくらいでしょうか…無理するとどこかが折れそうです。

ツメは縦に置いて見た時に左右で2箇所。また上のアーム2箇所にもカバーがハマっているため、先に外しておくと良いです。

引っかかっている4箇所を意識して慎重に外します
外した後は断線に注意してください

左右とも同じ要領でカバーを外しますが、特にケーブル端子のある左耳側は、端子と本体が線で繋がれたままの状態で作業するため、線が切れないように注意が必要です

油断するとハンダ付けしている線が金属疲労ですぐに切れてしまいそうでとても怖いです。

4. ゴムを外す

伸びきったゴムを外します。

本体とアームがネジ留めされているので、プラスドライバーでネジを外します。

線がつながっているので断線に注意
伸び切ったゴム

ここからは難しいパーツのこじ開けを諦めて、妥協した修理になっています。最終的な仕上がりに影響しますので、ご注意ください。「もうこれ以上こじ開けるの無理ぃぃ」ってなってる方にはオススメかもしれません。

さて、本来はここでゴムを外して新しいゴムに交換するために、険しくつらい(先人のブログではつらそうだった)パーツのこじ開け作業が待っているようですが、このパーツこじ開けをやらないことにしました。ちょっと力をかけた感じ、外せる気がしなかったので…

パーツをこじ開けてゴムを取り出さないため、ゴムは適当なところで切って処理します。

パーツの根本からゴムを切って取ります

5. ゴムを取り付ける(妥協)

先ほどパーツのこじ開けを1つ諦めたため、ここからはオリジナルのゴム取り付け方法になります。

そのため、仕上がりの見た目は…

写真のようにゴムを通して、輪っかにして結びます。

ゴムを適当に結びます

本体側は元のようにゴムを引っ掛けて、カバーを元に戻します。

結び目は上側に出しておきます。

再び組み立てられていくK702

結び目はもう少し短く切れますが、後ほど結んで長さを調整するので、そのままです。

裏側から見た状態、結び目をスキマに隠しています
表側から見た状態

ゴムを表側に出すか裏側に出すかは、お好みで良いと思います。

多少ゴムの位置が異なりますが、アームのパーツを分解してゴムを通さないことで、将来またゴムが伸び切った時の交換がカンタンというメリットがあります。

6. イヤーパッドを取り付ける

最後にイヤーパッドを取り付けます。

イヤーパッドの交換だけなら分解の必要はありません。

Amazonで購入した非純正のイヤーパッド
ふかふかでめっちゃキレイやん

穴の位置を合わせたら、取り外した時とは逆に、軽く押しながら時計回りにひねります。

キレイになったK702

というわけで、無事に?ゴムとイヤーパッドを交換できました。

コメント

  1. くりようかん より:

    Kei9さん 詳細なレポ参考にさせていただきました
    ありがとうございました

    接着されたプラの分解の難易度を考慮して、分解しないで簡単に修理する方法試してみました

    よかったら参考にどうぞ

    ポイントは
    1)中を分解せず外側だけの方法
    2)DIYで容易に手に入るもので対応考える

    で使ったのは結束バンドです

    https://twitter.com/yokan1212/status/1487963984062197761?s=20&t=Fht5vwqJQlCdZLbp8NNWww

    • kei より:

      くりようかんさん、ありがとうございます!

      このヘッドフォン、スタンドにかけるとまたゴムが伸びそうでベタ置きしてましたが、この方法でしたら伸びても消耗品感覚で交換できそうです。

      • くりようかん より:

        Keiさん
        ゴムを別途購入して正規の修理も検討したけどけっきょくゴムなのでヘタってくるので割り切ってこっちにして正解だったと思います
        そうそう消耗品感覚で交換できることも大事ですよね
        これはK701もそうだけど、構造的に致命的でAKGには改善を願いたいところですね。

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